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サッカーは走る競技!
サッカーで良いプレイをするためには、スタミナ、スピード、パワーが必要不可欠です。これがなければサッカーのゲームで良いプレイをすることは出来ません。したがってサッカー選手には、スタミナ、スピード、パワーは必要不可欠ですが、いつ身につけれるのがよいのでしょう?
各世代で伸びやすいものがある!
「子供は小さな大人ではない」とよく言われますが、そもそも子供達は大人とは違います。大人にとって必要なことが必ずしもその世代の子供に必要というわけではありません。小学生(ジュニア)、中学生(ジュニアユース)、高校生(ユース)と順を追って整理していきます。
ジュニア世代
この世代には「ゴールデンエイジ」と呼ばれる即座の習得を可能とする時期があります。簡単にいうと見たものを真似して身につけることが得意な時期です。サッカーの試合を見ることでプレイをイメージして真似ることが出来たりもします。いざ真似しようとした時上手くいかない!?なんてこともあります。
ジュニアユース期
この世代は心肺機能が発達する時期です。サッカーもジュニア期に比べると人数が増えてピッチサイズが大きくなります。ジュニア期と同じようにプレスを掛けようとしたり、ウラを取ろうとした時に上手くいかない!?なんてこともあります。
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ユース期
この世代は筋力が発達する時期です。ジュニアユース期にバラバラだった身長などもある程度揃ってきます。ジュニアユース期にはウラを取れていたのに当たり負けして上手くいかない!?なんてこともあります。
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世代ごとに伸びやすいモノ!
- ジュニア期はテクニック
- ジュニアユース期はスタミナ
- ユース期は筋力
これが世代ごとの成長にとって効率の良いものです。言い換えれば伸ばしやすいものとなります。伸ばしやすいということは「成功体験」を積みやすいものともいえます。
伸びるために必要なこと!
これは努力です。自分で気付き改善しようと試みること。そしてこれは成功体験の積み上げで可能となる力です。ジュニアユース期のスタミナをつけるトレーニング、ユース期の筋力をつけるトレーニングはとてもキツイです。自分で自分を追い込むことが出来なければ負けてしまうと思います。
ミスをさせること?!
前にも書きましたが成長するために必要なことは「気づくこと」です。そして気づくためには「ミス」をしてくれなければいけません。一番やってはいけないことは気づく前に大人が与えてしまうことです。本当の意味でスタミナが必要になるのはピッチサイズが広くなるジュニアユース期です。ジュニア期に大人に近づくことが出来れば確かに勝つことが出来ます。ただし、上の世代で闘うためには自分に厳しく追い込み選手になっていく必要があります。「もうサッカーをやめようかな?」と考えている選手はトレーニングをやらされている状況かもしれません。大人が先に与えてしまうとその力(努力)が身に付きません。
選手に気付かせる工夫「発問」?
ジュニア期でも良くドリルトレーニングでテクニックの向上をしています。ドリルトレーニングは必要なことですが問題は子供達がその必要性に気づいているか、です。
例えば、ゲーム中にパスをもらったけれどトラップミスをしてしまいシュートチャンスを逃した。「もしそこでトラップができたら?」と指導者が発問すれば選手はミスに気づくかもしれません。ミスに気づいたら選手は努力をしてくれるかもしれません。プレスに行こうとしたけどスタミナ的に行けなかった、スプリント力が足りなかった、そう選手が気付ければ努力をするかもしれません。これが各世代で伸びやすいものでもあれば「成功体験」になっていきます。
サッカーの入り口で必要なこと!
ジュニア期に限らずサッカーの入り口で必ず取り組まなければならないことはサッカーの理解です。サッカーの入り口ではテクニックやゴールを奪うプレイだけではなく今後のためにもバランスよく取り組むことが求められると思います。そもそもそこで何をプレイするのか?それに気づいていなければミスに気づくことが出来ません。ミスに気付けなければ努力をすることも出来ません。
例えば、ジュニアユース期では「行かなければならないところで体力的に行けなかった」というミスをきっかけに自分で走り込みをすることが必要になってくると思います。サッカーに限らず選手に求められることは「努力」です。「もうサッカーをやめようかな?」と考えている選手はトレーニングをやらされている状況かもしれません。
コーチングのヒント!
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