サッカー日本代表|遂に具現化された「ジャパンズウェイ」日本サッカーの形とは? - ACA12サッカースクール|入間市

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サッカー日本代表|遂に具現化された「ジャパンズウェイ」日本サッカーの形とは?

サッカー日本代表

サッカー日本代表戦|ここから始まる?日本のサッカー

サッカー日本代表は2月1日に埼玉スタジアムで首位サウジアラビアをホームに迎えワールドカップ予選を行いました。結果は2対0で見事勝利!勝利そのものにも喜びはありますがもっと大きな喜びはその闘い方にありました。今まで「自分たちのサッカー」などあいまいな表現に留まっていた「日本サッカー」の形がこのゲームでは具体化されていました。

他の国では、イタリア代表のカテナチオ、スペイン代表のチィキタカ、ドイツ代表のフィジカル、などサッカーにはその国を象徴するような闘い方があります。日本代表は一言で表すとどのようなサッカーと言えるのでしょうか?



自分たちのサッカー|日本のサッカーとは?

今までの日本代表のサッカーでは中東の国が良く行うリトリートを崩すことが出来ず、なかなか決定機をつくることが出来ませんでした。そんな中東の国々もワールドカップ本戦ではヨーロッパの強豪国の攻撃を押さえることが出来ず失点をします。日本のサッカーとヨーロッパのサッカーでは何が違うのでしょうか。

しかし、2月1日のゲームでは日本が幾度となく決定機をつくることができていました。「今までと何かが違う?!」それは【ポジティブトランジションのプレイ】です。それではなぜプレイが変わったのでしょう?そこには「Japan’s Way」という言葉が関係しています。

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Japan’s Way|ジャパンズウェイとは?

~国内の勝った負けたを越えて、日本が世界のトップに追い付き追い越すことを目指していくためには、今後も世界のサッカーの発展傾向を見続け、また学び続けていくとともに、強豪のコピーをするのではなく、日本の良さを生かした日本人らしいサッカーを追求し、確立する必要があります。
日本には日本の特徴があります。体格やパワーで勝るわけではないですが、技術力(足首の柔軟性等)、俊敏性、組織力、勤勉性、粘り強さ等、またフェアであることがFIFAテクニカルレポート等でも認められている日本の特徴です。足りないものは高める努力をしつつも、世界基準よりも勝る日本人のストロングポイントをさらに伸ばしていき、それを活かして日本人らしいスタイルをもって戦っていくJapan’s Wayとは、特定のチーム戦術、ゲーム戦術を指す言葉ではなく、日本人の良さを活かしたサッカーを目指すという考え方そのものであり、イメージの共有のための言葉です。そしてそのイメージを共有し、そのための準備となる「基本」、育成年代であればこそ身につけられるテクニック(技術+判断)、持久力(運動量)、攻守に関わり続ける個人戦術を取得させることを、育成年代の幹として共有し、取り組んでいきたいと考えています。~日本サッカー協会「選手育成」japan’s wayより抜粋

この中には下のようなことが書かれています。

  • 強豪のコピーをするのではなく、日本の良さを生かした日本人らしいサッカーを追求
  • 技術力(足首の柔軟性等)、俊敏性、組織力、勤勉性、粘り強さ等、またフェアであることが日本の特徴
  • Japan’s Wayとは、特定のチーム戦術、ゲーム戦術を指す言葉ではなく、日本人の良さを活かしたサッカーを目指すという考え方そのものであり、イメージの共有のための言葉

今回の日本代表戦はこのJapan’s Wayのイメージを具体化してくれたもの、と言えると思います。

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Japan’s Way|日本にしか出来ないプレイとは?

これは日本の特徴として挙げられている「技術力(足首の柔軟性等)」「俊敏性」「組織力」「勤勉性」「粘り強さ等」「フェアプレイ」から生まれるプレイです。これが指すプレイとは「組織的な守備」「フェアで素早いプレッシングでボールを奪う」「粘り強い守備」「テクニックを活かした組織的な攻撃」です。特に守備面では体力的な負担も大きく他の国では真似できない日本ならではのサッカーと言えると思います。

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日本代表戦|VSサウジアラビアで起きたこと?

このゲームでは、日本の組織的な守備、個人のボールへのプレス、球際のプレイ、粘り強い守備、などのプレイをフィールドプレーヤー全員から見ることが出来ました。多くのケースでは前向きでボールを奪い素早く攻撃に移行することが出来ていました。深い位置にボールを入れられても前線の選手がプレスバックし大きなピンチを招くことはありませんでした。日本代表は常に守備の人数が足りていました。

一方、日本の攻撃の多くはサイドから行われていました。右サイドの伊藤選手、酒井選手、左サイドの長友選手からは精度の高いクロスが供給され1点目は伊藤選手からのクロスを南野選手が得点しました。2点目は長友選手の守備からクロス?ボールが中に入り伊藤選手がワールドクラスのシュートで得点を決めました。(シュートの軌道が落ちてキーパーが触るシュートではなくゴールネットまで伸び続けるシュートはワールドクラスと言えると思います。)

今までと大きく異なる点はポジティブトランジションからフィニッシュまでの時間が短いことです。前向きの守備からボールにプレッシャーを掛けボールを奪うことで相手はその場で一枚剥がされます。そこからワンタッチパスなどの連携で一気にゴールに迫ります。相手はカオスに陥り守備をすること「リトリート」する時間を得ることが出来ないので崩れてしまいました。

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Japan’s Way|テクニックだけでは通用しない?

多くの方が出場を楽しみにしていた選手として圧倒的なテクニックを持つ久保選手がいます。なぜ久保選手は試合に出ることが出来なかったのでしょうか?サウジアラビアのような中東の国の場合「リトリート」されたら、なかなかゴールをこじ開けることができなくなります。このリトリートをさせないためには、ポジティブトランジションからフィニッシュまでの時間を短くする必要があります。このゲームで必要な選手はボールを奪う能力が高い選手、ボール離れの良い選手、になると思います。

ボールを持つ選手はポジティブトランジションよりネガティブトランジションのほうが多くなります。特にドリブルで仕掛けるタイプは突破が成功しない限りボールを失うことになります。ボールを失えばピンチを招くかボールを奪う機会が増えるので他の選手の負担が増えることにも繋がります。そうならないためには、パスを成功させるか、シュートを打つ必要があります。しかし、球離れが悪い場合ボールを失うネガティブトランジションの機会を増やすだけになってしまいます。そして今回の場合ファールをもらったとしても相手に時間を与えることになり「リトリート」されゴールをこじ開けることが難しくなります。

簡単な話として、自分が行うプレイを「ポジティブトランジション」の数から「ネガティブトランジション」の数を引いてみてください。結果がマイナスになる選手はボールを失う機会が多いので勝利から遠い存在になってしまうと思います。

このゲームの途中から前線に投入されたのは、前田選手と浅野選手というスピードのある選手たちです。このゲームで攻守共に求められたのは相手に脅威を与えるスピードでした。

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Japan’s Way|超重要なスペースを調整する選手

このゲームでは出来が悪かった選手は一人もいなかったと思います。私も久しぶりに前のめりで日本代表戦をテレビ観戦できました。しかし、真ん中にいた田中選手がいなかったら活躍できなかった選手もいたかもしれません。守備面の貢献はもちろんのこと、単純に縦パスを入れなれないときには必ず田中選手が相手のポジションを動かし味方のスペースを作っていました。当然、止める蹴るのテクニックはもの凄いレベルですが、このオフザボールのプレイの質がすごかったです。これによりポジティブトランジションの状況が保たれ、テクニックを活かした連携によりゴールへ迫ることが出来ていたと思います。

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Japan’s Way|育成で取り組むべきこと

Japan’s Wayとは、特定のチーム戦術、ゲーム戦術を指す言葉ではなく、日本人の良さを活かしたサッカーを目指すという考え方そのものであり、イメージの共有のための言葉です。そしてそのイメージを共有し、そのための準備となる「基本」、育成年代であればこそ身につけられるテクニック(技術+判断)、持久力(運動量)、攻守に関わり続ける個人戦術を取得させることを、育成年代の幹として共有し、取り組んでいきたいと考えています。

以下は私のイメージです。

ユース世代、特に高校サッカーでは学校ごとにサッカーの特徴が見られます。「ドリブルなどテクニックと言えば○○!」「パスサッカーと言えば○○!」と学校名が思い浮かぶほど強烈な個性があります。そして、この世代になるころには自分が得意なプレイが分かっていて選手は「あの学校でサッカーがやりたい!」となっていると思います。

ここで思い出して頂きたいのが「Japan’s Way」そして、この言葉を発信しているのが日本サッカー協会(JFA)であることです。日本代表もトレセンも指導者ライセンスも指導教本も全て日本サッカー協会です。当然のことながら「Japan’s Way」の基礎は指導教本にあり重要な役割を果たすのがJFA公認指導者となるわけです。ユーズ世代で「あの学校でサッカーがやりたい!」という希望を持ったとしても必要なことが備わっていなければゲームで活躍するのは難しいと思います。ユース世代で足りないものを身に付けるのは時間的に困難です。

テクニックはサッカーを続けている限り取り組むトレーニングで現役であればいつまでも上手くなり続けます。しかし、守備については人数も少なくコートの狭い8人制サッカーで基礎を身に付けたほうが有利です。このジュニア世代の6年間はとても重要でバランスよくトレーニングすることが求められます。

B級トライアルの課題でもある「ボールを奪う」「チャレンジ&カバー」「ゴールを奪う」「攻撃サポート」という4つのテーマ、B級スタンダード計画というサッカーの入り口にB級がいる環境を目指す取り組み、今回の日本代表戦での闘い方、確実にこの4つのテーマはジュニア世代で身に付けることが必要です。そしてそれをジュニアユース世代では組織的に行えるよう磨き上げることが必要になってくると思います。さらにユース世代以降で個性を磨き上げることで日本代表への道も開けてくると思います。ここには「Japan’s Way」に向けた「守破離」が見えてきます。

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