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サッカー|月一回のゲームイベント!
月一回ではありますが人工芝のフットサル場でゲーム会を行っています。子供達はゲームの時間、アップの時間、試合を待つ時間、ダウンの時間、と全ての時間を楽しみ尽くします。お友達とふざけたり、遊んだり、と思ったらサッカーに集中したり、とその時間を楽しみにしてくれています。
サッカー|自主的で主体的な行動が必要なイベント!
このイベントではいくつか工夫していることがあります。実はしっかり狙っていることがあって実施されているイベントでもあるのです。
- 大人は気配を消す
- 子供達に全て任せる
- 学年を分けない
- ゴールを守りゴールを狙いやすくする
この4つを守りながらゲームを行い自主的で主体的な行動をトレーニングしています。
サッカー|大人は気配を消す!
大人はサポート以外手も口も出しません。ただただ観ているだけです。子供が友達とぶつかったりして泣いてしまっても先ず様子を見ます。というより、大人より早く高学年の子が抱き上げてくれます。子供達は大人が作ったものではなく自分達の世界を作りゲームやその他の時間を主体的に楽しみます。
サッカー|子供達に全て任せる!
文字通り子供達に全て任せます。チーム決め、ゲーム時間、人数、などのルールやアップ、ダウン、ゲームの管理なども全て自分達で行います。子供達はお互いに譲り合ったり、主張しあったり、のびのびとコミュニケーションを図っています。上手くいかないこともありますが子供達の時間ですので何とかして楽しもうと子供達が自主的に動き出します。
サッカー|学年を分けない!
一年生から六年生までごちゃ混ぜで4対4のゲームを行います。六年生に対して一年生はムキになって挑んでいきます。六年生からボールを奪うこと、かわすこと、パスをもらうことはこの子供達にとって何よりの成功体験になります。この何気ないワンプレイで小さな子供達は嬉しくなり自信を付けてくれます。六年生は小さな選手を上手く動かさないと負けてしまいます。自分の考えをどのように伝えればよいか、一年生のまえでどのように振舞えばよいか、おのずとやらなければならないことが出てきます。小さな子供達は自主的に成長体験を取りに行き、大きな子供達は自主的に考える機会が生まれます。ここには「ボールを奪う(低学年)」「攻撃サポート(高学年)」という2つのテーマが隠れています。
サッカー|ゴールを守りゴールを狙いやすくする!
小さな子や女の子はサッカーをやっていてボールが当たってしまいサッカーが怖くなってしまうことがよくあります。みんなゴールを取りたいのでシュートを打ちますが、小さな子の顔の高さやおなかの高さにボールが飛ばないよう工夫する必要があります。そこでフットサルゴールではなくバズーカゴールというミニゴールを設置してゲームを行います。バズーカゴールはシュートが上がって身体に当たることを避けるためと大人がシュートを打ってもゴールが転がることがなくネットに刺さるゴールの感覚が得られることが利点です。またバズーカゴールはコンパクトになるので持ち運びも便利でこのような機会にはおすすめです。
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バズーカゴールによってボールが痛いところに当たるリスクが下がるので子供達はゴールを積極的に守ります。これでシュートブロックも怖くありません。キーパー無しでやっているのでゴールとディフェンスの間にはスペースがあります。子供達は積極的にゴールを狙い、積極的にゴールを守ります。そして「パサッ!」とバズーカゴールにシュートが入れば歓喜(成功体験)します。バズーカゴールを使うことで攻守共に主体的で自主的なプレイを引き出すことができます。そしてここには「ゴールを狙う」「チャレンジ&カバー」という2つのテーマが隠れています。
サッカー|自主的で主体性を持った保護者達
実はこのイベントは保護者の皆様が作っています。今回は「サンタカップ」としてサンタ帽をかぶってやろう!と企画を考え準備していただきました。私は皆様からの提案に対して「いいですね!やりましょう」と答えるだけです。
ACA12サッカースクールでは子供達に負けないくらい保護者の皆様も主体的で自主的な行動をしていただいております。「蛙の子は蛙」ということわざがありますが「主体的で自主的に動ける親であれば主体的で自主的に動ける子が育つ」わけです。
今はクラブに全てお任せで親が関わらないスタイルが主流になってきていますが子供を育てるのは保護者です。子供が夢に近づくためには良い指導者が近くにいる必要があり、それは最もその子を愛し最も近くにいる保護者以外ありえません。私は多くの最高の指導者に囲まれて子供達にサッカーの環境を整えているに過ぎません。
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