目次
攻撃サポートとは?
「動けよ!」試合中ボールを持っている選手からそんな声を聞いたことはありませんか?ドリブルコースが消されパスコースもない、四面楚歌の状態です。こんな時は相手味方に関係なく周りの選手がピタッと止まっています。なぜ味方はサポートしてくれないのか?
5W1H|必要な情報を伝える
5W1Hは相手に情報を伝えるときよく用いられる下のコレです。5W1Hを用いれば簡潔に過不足なく情報を伝えることができます。
- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
周りの選手が攻撃をサポートするためにはこの5W1Hがとても重要です。
サッカーは個人競技ではない!
なぜ5W1Hが重要になるかというとサッカーは1対1ではなくチーム対チームだからです。したがって情報はチームで共有しなければなりません。そしてサッカーはボールと人が常に動くため状況が常に変化しています。だからこの情報を共有することに時間を掛けることは出来ません。チームでプレイするためにはより簡潔に過不足なく情報を共有する必要があります。
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チームが状況を共有する!
例えば、
- 右利きの味方が(Who)
- 0-1で負けている前半終了間際に(When)
- 相手ペナルティエリア左角で(Where)
- ボールを持って相手と対峙してる(What)
- ゴールを取るために(Why)
- シュートを打つ(How)
周りにいる選手がこの情報を共有できなければチームで闘うことができません。この状況で何が出来そうですか?
攻撃サポート|周りは何が出来るか?
目的は「ゴールを取ること!」です。そのためにはゴール方向(前方)へのプレイが最優先になります。相手の裏でボールを受けることが出来ればゴールを狙うシーンを増やすことが出来ます。しかし相手はゴールを守備をしています。ゴール方向へ味方が一人向かえばそこに入るボールを狙って相手も一人向かいます。ゴールまでのスペースがなければ自然とゴール前に集結し守備が硬くなってしまいます。
攻撃サポート|上のシチュエーションでは何が出来る?
味方は右利きでペナ左角付近で相手と対峙している状態です。例えばカットインして右足でシュートを打つことが出来ればゴールの確率は上がります。
シュートコースを空けることが出来れば!と中にいる選手が気付くことが出来ればインナーラップで外へ流れるかもしれません。カットインしてシュートを打てそうだ、でもシュートが巻いたらキーパーが触るかも!と前にいる選手が気付けばゴール前に詰めるかもしれません。ボールを持っている味方の後方にいる選手はもしボールを奪われたら?と考えれば奪い返す準備をするかもしれません。状況は常に変化しチームで連携、連動しながら対応する必要があります。
攻撃でチームが共有する目的とは?
目的は「ゴールを取ること!」です。チームはゴールを取るためにシュート機会に繋がるプレイを選択しその過程、結果でプレイを選択することになります。ボールを持っている選手から「5W1H」の情報が発信されなければ味方は攻撃をサポートすることも、そもそも攻撃サポートをトレーニングをすることさえ出来ません。
サッカー自体の目的は勝つことです。そのためには「目の前の相手をかわすこと」ではなく「ゴールを取る」ためのプレイが必要です。そのプレイで「ゴールを取る!」という情報をチームメイトに簡潔で過不足なく伝えることが必要です。
攻撃サポート|トレーニング方法
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