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フリーズコーチングとシンクロコーチング?
文字通りプレイを止めて行うのがフリーズコーチングです。一度プレイを止めて選手と会話をしながらミスに気付くよう発問していきます。逆にプレイを止めないで行うコーチングはシンクロコーチングと言います。こちらは既に落とし込まれているプレイに対して問いかけることでミスに気付かせていきます。
プレイをなぜ止めるのか?
これはそのプレイがとても重要だからです。この止めたプレイがゲーム分析で見えた課題であり、このトレーニングで最も身に付けて欲しいプレイになります。指導者はウォームアップからこのプレイを身に付けてもらうためにトレーニングを計画しています。
プレイを止めるリスク?
フリーズコーチングはプレイを止めるため選手の集中が切れることがあります。コーチングにあまり長い時間を掛けてしまうと全体のプレイの質が落ちてしまいます。また雰囲気も大切です。選手が怒られているような感じになってしまうとミスをポジティグに受け入れることが出来なくなってしまいます。指導者がフリーズコーチングに入った時、選手が「やった!うまくなる!」と感じてもらえるようになると最高です。
プレイの落とし込み|何を教えたいのか?
指導者にとって最も重要なテーマです。今日のトレーニングで「選手に何を教えたいのか?」「何を身に付けさせたいのか?」この落とし込むプレイがなければ選手は成長することができません。そしてこの「プレイの落とし込み」を設定するためには指導者がサッカーを深く理解しテクニックやスキルなどプレイを細かく分析できる能力が必要です。今は選手もYouTubeなどで解説動画を簡単に見ることが出来ます。選手達も上手くなるために日々努力をしているので指導者が学ぶことを怠ると選手達に呆れられてしまうことになります。
フリーズコーチングの流れ
- まず指導者が落とし込みたいプレイを明確に持つ
- そのプレイが出るようなシチュエーション(オーガナイズ)を設定する
- トレーニングの中でその現象が発生したらフリーズする
- 会話をしながら発問しプレイのミスに気付いてもらう
- 指導者が落とし込みたいプレイをデモンストレーションする
- 提案したプレイを選手が再現し改善点を実感してもらう
- 同じシーンから再開してプレイ機会をつくる
- シンクロコーチングで落とし込みたいプレイをサポートする
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フリーズコーチングはとても難しく指導者の力量がはっきり出ます。最も重要なことはトレーニング計画で「プレイの落とし込み」が明確になっていることです。この「プレイの落とし込み」があるトレーニング計画ではごく自然にフリーズコーチングが必要になってきます。そのため指導者はフリーズコーチングが上手くなることで成長することが出来ると思います。そしてフリーズコーチングが上手い指導者がいる環境では選手達も成長することになります。
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