目次
ボールポゼッションと勝敗
サッカーには「攻撃」→「失う」→「守備」→「奪う」という4つの局面(4局面)がありこれをサッカー原理原則といいます。サッカーは相手よりゴールを多くとることで勝利することが出来るためボールを持つ時間を増やすことも重要となります。これはハーフタイムなどでボールポゼッション60%などと表示されます。しかし、サッカーは必ずしもボールポゼッション率が高いチームが勝つわけでもないのです。
ひとり退場で10人対11人!
サッカーではファールによる退場者が出て10人対11人という数的劣位になるゲームがあります。普通に考えればひとりは必ず空いている状況なので11人のほうが優勢になるはずです。しかし10人のチームが勝ってしまうゲームもあります。ここにサッカーで勝利するためのヒントが隠れています。
局面が変わる「トランジション」
サッカーの原理原則をみると「攻撃」→「失う」→「守備」→「奪う」となっていています。当然、(相手チーム)は対局の関係になるので「攻撃vs(守備)」→「失うvs(奪う)」→「守備vs(攻撃)」→「奪うvs(失う)」となります。守備側のチームは奪うことで攻撃になり、攻撃側のチームは失うことで守備になります。守備から攻撃への局面の変化を「ポジティブトランジション」攻撃から守備への局面の変化を「ネガティブトランジション」といいます。
ゴールを守る守備ポジション!
サッカーのゴールが中央に置かれている以上絶対に変わらないのが守備ポジションです。守備側が守るべきは中央にあるゴールです。おのずと守備側は攻撃側より中央に配置されます。しかし、ボールを奪った瞬間なにが起こる?そうです、攻撃側は中央に守備側は外側にいるこの瞬間が「ポジティブトランジション」です。この瞬間、中を守るのが遅れれば中央突破され、中央を守りに行けば外が空きます。まさにカオスです。
ポジティブトランジションを起こすプレイ
運動後のジョイントメンテ&リカバリーケアドリンク【ランショット】
サッカーの原理原則では「攻撃vs(守備)」→「失うvs(奪う)」→「守備vs(攻撃)」→・・・ですから、このポジティブトランジションは「ボールを奪う」プレイで起こすことが出来ます。ボールを奪うプレイには「インターセプト」や「1対1の守備」があります。
その他のトランジションは相手のミスによるものです。技術的なミスはトランジションになるので上の世代になるほど技術の正確さが求められることになります。
10人で勝つゲームの謎
11人から10人になることで各所で数的劣位が生まれボールポゼッション率が下がることになります。10人のチームはボールを持てないことで逆に守備の意識が高まることになります。そしてボールを奪った瞬間の「ポジティブトランジション」はカオスな状態です。10人のチームはひとり減ってしまった危機感なども合わさり「球際の強さ」「ポジションの厳密さ」も増していることが考えられます。ボールを奪いカオスに陥った11人からゴールを奪う!これがサッカーです。
サッカーの原理原則とは?
こちらの記事をチェック!そもそもサッカーって何?原理原則の話
この記事へのコメントはありません。