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サッカーって何?
当然ですが、サッカーをまったく知らない人にサッカーを説明できますか?多くの人はサッカーのルールについての説明になると思います。具体的に言うと、足でボールを蹴る、手を使ってはいけない、など。でもこれはサッカーの一部であるルールの話です。
サッカーの目的とは?
サッカーはじゃんけんと同じです。じゃんけんで勝ったらお菓子をもらえる!など。サッカーも同じで勝敗を決めるために試合をするスポーツです。疑いようもなくサッカーの目的は勝敗を決めることです。そしてスポーツの目的が、気晴らしをすること、楽しむこと、です。ここがごちゃごちゃになりがちですがサッカーもスポーツの一部です。当然のことながらスポーツの目的である、気晴らし、楽しむこと、が前提にあり勝敗を決める一つの方法がサッカーになります。
原理原則|サッカーの構造
これがサッカーを楽しむために絶対に抑えなければならないことです。「サッカーの原理原則(4局面)」これがサッカーの正体です。
4局面|サッカーの原理原則とは?
サッカーの構成要素はとても単純です。必ずサッカーはこの原理原則に基づいてプレイされます。というよりプレイされることになります。
攻撃→ボールを失う→守備→ボールを奪う→、、、この4つの局面がくるくる回るのがサッカーの構造で、サッカーの原理原則、4局面とも言われるものです。また攻撃と守備はゴールが対象で失うと奪うはボールが対象です。
例えば、
ボールを持ちパスをする(攻撃)→相手がインターセプトする(ボールを失う/ボールを奪う)→前進させないように前に入る(守備)→ドリブルを抑えてボールを(奪う/失う)→ゴールを目指す(攻撃)へ、という形で展開されていきます。当然、相手は逆の局面をプレイします。
4局面|4つの局面とは?
攻撃、ボールを失う、守備、ボールを奪う、サッカーは4つの局面で構成されています。
ここで問題です。Q.4つの局面をトレーニングしていますか?
ボールを持っているのは攻撃の局面です。そして一人がボールを持つ時間は90分のうち数分と言われています。残りの時間は何をしましょうか?
8人制サッカーの目的
ここでなぜジュニアが8人制サッカーを導入しているのか整理します。今ジュニアでは8人制サッカーに取り組んでいます。これは一人当たりのボールに関わる機会を増やすためです。11人制ではなかなかボールに絡めずボールを触ることなく試合が終わってしまったりもしました。8人制にすることで多くの選手がボールに関わる機会を得てプレイすることが出来ています。そのためか少し偏った選手達も目立ちます。サッカーは原理原則(4局面)でありそれぞれの局面でプレイを求められます。
例えばドリブルだけでは通用するわけがありません。なぜなら自分がボールを持つ時間は90分のうち数分だけです。そのほかの時間は何をプレイするのでしょうか?
サッカー|ボールを奪うからはじまる!
サッカーはボールを奪うことが重要です。ボールを奪った後には攻撃があり自分がボールを握っていることになります。自分自身にプレイの選択権があり判断の必要性がでてきます。また自分の相手からボールを奪っているわけですから1枚剥がしたことになります。目の前には2対1の構図がおのずと現れさらに相手の守備ポジションは、ずれています。
補足すると、相手は今まで攻撃をしていたので外側にいます。それは守備はゴールが対象でゴールは中央にあるからです。つまり自分達は守備をしていたので内側に、相手は攻撃をしていたので自然と外側にいるわけです。
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サッカー|上手くなるアイデア
まず原理原則(4局面)をプレイすること、そしてこれはクルクル回っていること、守備はゴールを守ること、ゴールは内側にあること、ボールを奪えば自分がボールを持てること、ボールを奪えば1枚剥がせること、奪った直後は相手の守備ポジションがずれていること、こんなところです。
となるとサッカーに必要なプレイは、どのタイミングで?どのような判断?どのようなドリブル、パス、プレイ?どのようなポジション?と見えてきます。それを落とし込んでトレーニングすれば当然サッカーは上手くなります。
球離れの悪い子は原理原則(4局面)がまだ理解できていません。なぜなら、わざわざ相手に守備ポジションに付く時間を与えて次の局面「失う」のリスクを高めているからです。そしてこの4局面がサッカーでありサッカーが上手い子とは原理原則(4局面)のプレイが上手い子です。ACA12スクールの子達は4局面を理解しプレイています。だから誰にでもパスが回ってくるわけです。
原理原則|4局面を更に深堀!
こちらの記事をチェック!4局面|理解の深さとチームの強さ
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