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指導者のあまり綺麗ではない言葉のわけ?
試合会場では「へ○たくそ!」「何やってんだよ!」「だめだな~」など指導者も感情的になるとあまり綺麗ではない言葉を使ったりします。同じ言葉でも日々の活動の中で選手達とどのようなコミュニケーションをとっているのか、によっても選手のその言葉の捕らえ方は変わってくると思います。指導者は選手達を成長させるために試行錯誤していています。あまり良い方法ではないですが、選手の未来をつくるためにそのような言葉を使うことも結果としてはありえます。この点につきましてはこの記事の下に関連記事を貼っておきます。
ネガティブな声掛けとは?
いくら指導者がその子の未来を考えたとしても、ただサッカーが好きな子に「選手としての姿」を求めた声掛けをするとネガティブな捕らえ方になってしまうと思います。誰でも頑張っているのに「否定」されたら嫌な気持ちになります。ここではこの「否定」がキーワードになります。プレイした結果をどのように評価して、どのような声を掛けるのか?これが上手い指導者は間違いなくその子を伸ばすことが出来ると思います。ぜひ声掛けをポジティブチェンジしてみてください。
ポジティブチェンジのきっかけ >> 相手を認めてあげること!
まずポジティブチェンジするために必要なことは相手を認めてあげることが重要です。指導者が頭ごなし「否定」すると選手との間に「熱量のギャップ」が生まれてしまいます。指導者は常に学んでいるので、どうしても選手との知識量に差が生じます。その「知識のギャップ」が選手の伸び代になるので、ここは「しめしめ」という感じで選手に話を聞いてもらえるような声掛けを行いたいところです。これは保護者とお子さんの間でも同じことが言えると思います。忙しい日常では頭ごなしに叱りがちですがポジティブチェンジしてみませんか?
否定と捕らえられないように目的を伝えること!
なぜ今話しかけられているのか?選手が理解しなければ戸惑ってしまいます。先ず選手のプレイを聞いてみる、その上で状況を伝える、その状況下でプレイできるアイデアを提案する、実際にプレイしてもらう。というように発問しながら会話をしてソフトに目的を伝えられると良いと思います。
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叱り方?コーチングスキル?
実はこれ「フリーズコーチング」そのものです。育児の上でも「子供の叱り方」などとして書籍などでもよく紹介されている手法です。一方で選手の更なる「努力」を引き出すために厳しい声を掛けることはありますが、これは指導者と同じような知識量を持つ大人に近づいている世代の選手が対象になると思います。あくまでそのレベルに達した選手です。まずは指導者が得た知識を選手に正しく伝えることが必要です。
【超重要】良くあるミス
- 【どうせ】うちの子は~
- ~だから【しょうがないよね】
- うちの子は【これでいいのよ】
よくあるこの何気ない声掛けは子供の可能性を「否定」する危険な声掛けです。一番身近にいる、最も信頼する指導者(保護者)からこのような声を掛けられている子供は努力をしなくなります。グランドでのトレーニング中いくら頑張っても次に合う時にはリセットされてグランドに戻ってくるので伸ばすことができなくなります。これはサッカーが上手くなることだけではなく「努力」の習慣が身に付きづらくなる危険性がある声掛けです。
指導者はなぜ綺麗ではない言葉を使うのか?
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