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サッカースクールなのに書道教室!?
ACA12サッカースクールでは現在月一回のペースで書道を習う機会を設けています。教室は埼玉県入間市にある東光寺さんで先生は春麗師範です。親子参加型で保護者の皆さんも子供と一緒に書道を楽しんでいます。
書道の練習法とは?
- 自分が書きたい字を選ぶ
- 春麗先生に見本を書いてもらう
- 見本を元に書いてみる
- 書いたものを添削してもらう
- また書いてみる
これを繰り返していきます。はじめは単純に字の形を気にして書いていますがそのうち気づきます。筆使い!!!筆の持ち方、筆の入れ方、走らせ方、止め方、払い方、はね方、基礎が出来ないと筆で格好いい字が書けないことを知るわけです。
字を見るということの勘違い?
はじめは字の形を見ようとします。繰り返せばなんとなく字の形を真似ることは出来ると思います。「神は細部に宿る」そう、見るべきは筆使いです。見本を見たときにこれはどのように筆を入れたのか?などを推測しながらその筆の入れ方を盗んでいきます。そして先生にもう一度書いてもらう。このときに見本の本当の意味を知るわけです。
繰り返す力!
やるべきことは分かりました。後は反復練習あるのみです。書いて書いて書きまくって基礎を自分のものにしていきます。時折先生から細かな指摘を頂きながらとにかく繰り返し練習します。
目標がハッキリしているから集中できる!
何が正解なのか?何を気をつければよいのか?自分自身が分かっている状態だから集中できる、集中力とはこういうものだと思います。
プレイ時間とジャッジが早い!
書道のいいところはプレイ時間が短いところとジャッジが早いところです。書き終われば先生のところへ行きジャッジしてもらいます。全体的に上手くいかなくても「ここが上手くできてるね!」と部分的でも褒めてもらえます。これは成功体験です。書道はこの成功体験をスピーディーに積み上げることが出来ます。
子供達が身に付ける武器とは?
これは
- 反復する力すなわち「努力」
- 目指す力すなわち「集中力」
- 見る力すなわち「洞察力」
- 成功体験すなわち「自信」
です。これらの武器をサッカーでも活かしていきます。サッカーだけでなく人生に活かしていきます。
トレーニングはサッカーも書道も同じ!
見本は形ではなく細部にあります。指導者は「縦へパス!」などの形でなく、なぜ縦へのパスなのか?という細部(理由)に拘らなくてはなりません。しっかり落とし込めれば自分で考えプレイすることが出来てそれをプレイするために、主体性、自主性、自立、が鍛えられていきます。
「神は細部に宿る」これに子供達が気がつかなければ自分を高めるようなトレーニングにはならないと思います。これらの力はサッカーだけではなくいろいろな場面で活かされる力だと思います。書道はおすすめです!
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