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シュートが枠を外れる・・・
折角いい形で強いシュートを打てたのにゴールの枠を外れてしまう、そんなシーンを良く見かけます。もしゴールすることが出来たらとても気持ちが良かっただろうな~と思わず天を仰いでしまいます。ちなみに強いシュートは「フォロースルー」ができるようになると打てます。「フォーロースルー」については以前記事にまとめてあるのでそちらをご覧下さい。フォロースルーは蹴る足のほうの話ですが枠を捉えるために重要となるのは「軸足」のほうになります。
軸足を強く踏み込め!はウソ?
よく軸足を強く踏み込むように言われると思います。これは正解であり実現が難しい表現でもあります。軸足を強く踏み込め!を実現しようとするとインサイドに掛かってしまったり蹴りそこなったりしてしまいませんか?特にドリブルシュートではタイミングがズレてしまいシュートがゴールの枠から外れてしまうミスに繋がってしまいます。フォロースルーのところでも触れたかも知れませんが踏み込むのは蹴る足のほうです。蹴る動作の一つ前のステップを強く踏み込むとボールとのタイミングを合わせることが簡単に出来ます。それでは軸足を強く踏み込む、とはどんな形のことを指すのでしょうか?
軸足を地面にロックする!
軸足を強く踏むことで得られるのはシュートフォームの安定です。例えば大砲をイメージしてみると土台の部分が不安定になっているケースはまずありません。必ず土台がガッチリしていて打った反動にも耐えられる構造になっていると思います。これは他のスポーツでも同じです。ゴルフのスイング、テニス、野球のバッティング、卓球のスマッシュ、など下半身は必ず安定しています。サッカーの場合はこれを片足でやらなければならないので少し難しいですね。お相撲さんの四股のようにドスーン!と踏み込めば確かに安定するかもしれませんが次の動作が遅れてしまいます。だから軸足をズドーン!と強く踏み込むとドリブルシュートではタイミングを逃してしまうわけです。
どのように地面にロックするのか?
他に地面をロックする方法はないでしょうか?例えばコマはいかがでしょう。コマは回転することでその場に安定しています。しかしコマのように回転してしまうと漫画のようなハリケーンシュート!的なものになってしまいそうです。それならば回転を逆回転で打ち消して「0」の力にするのはいかがでしょうか?右足でキックをするのであれば右足が後ろにある状態で体が「時計回り」に回転することになります。下半身が「時計回り」なのであれば、そうです!「上半身」を「反時計回り」に回転させれば「0」になりそうです。
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軸足と上半身
軸足が地面に接地するときは蹴る足(右足)が後方にあり「時計回り」の回転が生まれてしまいます。体は右に流れシュートは右方向にそれたりして安定しません。そこで軸足が接地するタイミングで軸足側の腕を後ろ方向に動かします。厳密には肩甲骨を上げます。そうすることでドスーンと軸足を踏み込まずにリラックスした状態でシュートフォームを安定させることが出来ます。後は「フォロースルー」でボールを押し出すことが出来れば観客が沸くようなシュートがネットに刺さるはずです。
フォロースルーのトレーニング!
こちらの記事をチェック!フォロースルーを身に付けて強いシュート打つ方法
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